コンテナ設置時の確認事項
12フィートや20フィートといったサイズの中古コンテナを倉庫としてご使用をお考えになっているお客様で、設置場所の問題から中古コンテナの設置をやむなく変更するお客様もいらっしゃいます。
これから中古コンテナを倉庫としてのご使用を検討されているお客様へ、コンテナを設置する際にご確認いただきたいチェックポイントなどをご紹介します。
コンテナのサイズ(大きさ)確認
海上コンテナをはじめコンテナにはいくつかのサイズ(大きさ)があります。コンテナのサイズと設置場所の広さによっては、お客様のご希望通りの中古コンテナを設置できない場合もあります。状況に応じて、サイズの異なる中古コンテナをご提案させていただいたり、扉の開閉位置が違うタイプをご提案させていただくこともあります。
下記に代表的な3つのコンテナタイプのサイズを紹介します。こちらに掲載以外のコンテナ外観につきましてはDAXのコンテナ販売ページに各タイプのコンテナ写真が掲載されておりますので、そちらも合わせてご参考にしていただけたらと思います。
参考までに坪数で表すと40フィートコンテナで9坪ほど(約30m2)、20フィートコンテナで約4.5坪(約15m2)、そして12フィートコンテナで3坪弱(約9m2)になります。
コンテナ設置場所の確認
コンテナを設置する場所を確認します。コンテナを正しく設置するために設置場所の整地を行います。コンクリートやアスファルト舗装された場所以外では、コンテナが正しく設置できるようコンテナのサイズや使用目的に合わせて整地を行う必要があります。
舗装・整地されている場所でも大きな勾配がついている場所などでは、コンテナを正しく設置するためにも必要な部材を追加する場合があります。
また、のちほどご紹介しますが設置にはラフタークレーンやユニック車が必要になります。その作業スペースの確保も設置所の確認の際の重要なポイントになります。
コンテナ設置方法については色々な方法があり、お客様のご希望をお聞きしながら進めさせていただいております。一例として下記写真にて紹介いたします。
また、設置の際はコンテナの水平確認を行うことをお勧めします。水平に正しく設置されていないと、コンテナの扉の開閉が重たくなることがあります。水平確認の微調整には、スペーサーなどを使用して行われます。
コンテナ設置場所周囲の確認
前述のコンテナ設置場所の確認でもご紹介しましたが、中古コンテナ設置のスペースを確認できたとしてもコンテナを輸送&設置するためのユニック車やラフタークレーンの作業スペースを確認しなければなりません。
トラックやクレーン車が設置場所までスムーズに進入でき安全に作業できるよう、普段駐車している車の移動や敷地内のお荷物の整理などが安全に作業するうえで大変重要です。
また設置場所周囲の情報確認には上空の確認も重要になります。上空に電線などがあると設置の際の障害になり、ご希望の場所にコンテナを設置できない場合があります。
このように設置場所周囲の状況確認には、コンテナ設置予定場所の周囲360度だけでなく、目線を上に移していただいて上空にも注意・確認をしていただくことが必要です。
コンテナ設置の際、もう一つ忘れてはいけない確認
前述のチェック事項まで確認いただき、最後に確認いただくポイントがコンテナ設置場所までの道路状況です。
大型ユニック車で全長9m前後あるので、道路が鋭角に曲がっていたり電柱などが道路上に設置されていて道路幅が狭くなっていたりしている場合にはコンテナを設置場所まで運ぶことができません。
コンテナを設置する際、設置場所の確認にすべての注意が向きがちです。倉庫として中古コンテナのご使用をお考えの皆様には、この道路状況もご確認いただき、コンテナタイプの選定などの参考にしていただけたらと思います。
以上のような確認事項をお客様と一つ一つ確認しながら、コンテナをお客様の希望する場所へお届けしております。
ご確認が不安な方は、私ども DAX までお気軽にご相談ください。
当社では海上コンテナを中心に、中古から新品コンテナまでさまざまなタイプのコンテナを販売しております。
JR貨物が使用していた12FTコンテナも取扱い・販売しております。
当社が販売している販売コンテナの一覧も参考にしていただけたらと思います。
あわせてコンテナを倉庫として使用する実例集も参照ください。
シャッター付きコンテナをお探しの方は20FTシャッター取付例などもご覧ください。
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