コンテナ関連 用語集
※ 下記説明につきましては正確性・完全性に関して、掲載した時期の情報などにより内容が異なる可能性も
あります事あらかじめご理解ご了承願います。
AS IS
アズイズ。現状渡しのコンテナを指す。現状渡しなので修理などは施されていない。
インターモーダル(Intermodal)
インターモーダル輸送とも呼ばれる。
国際輸送で、海上/トラック/鉄道といった複数の異なった運送手段を組み合わせ、受け地から荷渡しまで一貫責任のもと輸送サービスをすること。
EIR(Estimate Interchange Receipt)
イーアイアール。 コンテナを搬入出する際に、船会社と荷主(ドレイ会社が行う場合が多い)の間で受渡しされるコンテナの外装等コンディションを記載した証明書のこと。
ETA(Estimated Time of Arrival)
イーティーエー。貨物の到着予定日のこと。
ETD(Estimated Time of Departure)
イーティーディー。貨物の出発予定日のこと。
ACEP(Approved Continuous Examination Program)
CSCプレートがついているISOコンテナは、少なくとも2.5年毎に1回の検査を受けることが義務付けられています。ACEPの記載のあるCSCプレートがついたコンテナは、基本的にコンテナ所有者の責任で検査が実施されます。そのため、第三者検査機関などによる検査(立ち合い)は必要ありません。
SOC(Shipper’s Own Container)
エスオーシー。輸出者(荷主など)が所有するコンテナのこと。COCを使用することができない仕向地への輸送などに使用されるほか、現地デバン後のコンテナ返却の必要がないため現地でコンテナを他目的で使用する場合などにも使用される。
LCL(Less than Container Load)
エルシーエル。コンテナ一本分を満たせない小口貨物で、複数の荷主の貨物を合わせて(混載して)一つのコンテナに仕立てた貨物。コンテナ詰めの場所は、CFSで行われる。 通関などもCFSで行われる。
FCL(Full Container Load)
エフシーエル。コンテナ一本分を満たした貨物で、一荷主がコンテナを占有している貨物。
オープントップコンテナ(Open Top Container)
ドライコンテナの屋根部分が開いているタイプ。
コンテナ上部からの荷役が可能です。重量物や長尺貨物など、ドアからの積みこみが困難な貨物を積むことが可能です。 屋根部分は専用の防水布(ターポリン)でカバーするので、水濡れに弱い貨物には適しません。
新造または中古オープントップをお探しの方、ぜひ DAX(ダックス)へご相談ください。
ハードトップタイプのオープントップをお探しの方、こちらを参照ください。
カーゴワーシィー(Cargo Worthy)
CW(シーダブリュ)と略される。一般的に雨漏れ、光漏れ等、その他荷物に影響が有るダメ-ジは修理済の日本からの輸出(one way)の使用に適したコンテナを指す。
外国貨物(外貨、Foreign Goods)
「外国貨物」とは、輸出の許可を受けた貨物及び外国から本邦に到着した貨物(外国の船舶により公海で採捕された水産物を含む。)で輸入が許可される前のものをいう。・・・関税法第一章(総則)第一節(通則)第二条三より
※内国貨物も合わせてご覧ください。
海里( Nautical Mile)
航海及び航空に使われる距離の単位。1海里は1,852m。
カット日(Cut Date)
CYやCFSへの貨物の搬入締切日。一般的にCYカット日は本船入港日の前日、CFSは本船入港日の2日前。
ガントリークレーン(Gantry Crane)
コンテナを本船へ積みこむ時、本船から積み下ろす時に使用される大型のクレーン。
コンテナの搬出入を確認する出入口。コンテナの重量を計測したり、コンテナの外装状態をチェックする場所。
JR貨物で使用されている12フィートコンテナのこと。積載可能重量が5トンであることから、このような愛称で呼ばれている。
私どもDAX(ダックス)では全国での12フィートコンテナの手配が可能です。ご相談は、ぜひ私どもへ。
受託人、荷受け人。
CY(Container Yard)
シーワイ。 コンテナターミナルとも呼ばれているコンテナを集積・保管・蔵置し、実入りコンテナ、空コンテナの受け渡しを行う場所。
CA(Controlled Atmosphere)
シーエー。 リーファーコンテナ内の鮮度低下を防ぐために開発されたシステム。
コンテナ内の酸素や二酸化炭素濃度を管理することにより食物の呼吸量を調整し鮮度低下を防ぐ。
最近では窒素ガスを能動的に注入し、コンテナ内のガス濃度を管理するアクティブ型など様々なタイプが開発されている。
シーエフエス。 LCL貨物をコンテナに積みこんだり、コンテナから貨物を出すところ。
シーオーシー。船会社ないしリース会社が所有しているコンテナのこと。通常、本船をブッキングするとCOCが船社の契約しているDEPOTより搬出され輸出者のもとへ届けられる。
The International Convention for Safe Containersの略で日本語では「安全なコンテナに関する国際条約」と訳される。CSCは国際運送に使用される新造コンテナ及び現存コンテナについて適用され、CSCの定める仕様に合致するコンテナにはCSCプレートが取り付けられている。
シャシーに取り付け電力を供給するタイプと、輸送の際リーファーコンテナに取り付けるクリップオンタイプなどがある。
コンテナを載せるための台車。
コンテナヤードの中で、コンテナを移動するときやトレーラー(シャシー)へコンテナを積みつけるときに使用する。
デポ(Depot)
荷主(主にコンテナ輸送会社)が貨物を詰めるために空コンテナ(空バン)をピックアップしたり、デバンニング(Devanning)後の空コンテナを返却する場所。
コンテナを開けて詰められている貨物を取り出すこと。逆に、コンテナに貨物を詰めることをバンニング(Vanning)と言う。
フリータイムが切れた後も輸入コンテナをCYやCFSに蔵置されたままである時に、船会社から請求されるその超過日数に対する保管料のこと。
荷主がコンテナをCY(Container Yard)から搬出して返却するまでには一定期間が設けられており、その期間内にコンテナの返却が遅延した時に支払う料金。
荷渡し指図書のこと。船会社がB/Lと引き換えにD/Oを発行して荷受人に貨物の引き渡しを行う書類。
20フィートコンテナを1TEUと換算して、コンテナ船がどのくらいのコンテナ数を積むことが出来るかを示す。
40フィートコンテナは2TEUと表記される。
ドライコンテナは、工業製品や日用品など一般貨物を常温で輸送するに適したコンテナ。
タイプもさまざまで一般的な20フィートや40フィートのほかに海外では45フィートのドライコンテナも存在する。
新造ドライコンテナや中古ドライコンテナのお問い合わせは、ぜひDAX合同会社(ダックス)へ。
ドキュメンテーションフィーの略。B/L(船荷証券)の発行手数料のこと。
コンテナをトレーラー(シャシー)にのせて輸送すること。海外などではhaulageとも言われている。
私どもDAX(ダックス)でも最適な輸送会社を紹介可能です。ぜひお問い合わせください。
内国貨物(内貨、Domestic Goods)
「内国貨物」とは、本邦にある貨物で外国貨物でないもの及び本邦の船舶により公海で採捕された水産物をいう。
・・・関税法第一章(総則)第一節(通則)第二条四より
※外国貨物も合わせてご覧ください。
荷役
本船の積み下ろし作業を指す
ノット(Knot)
船舶の航海速度のこと。1ノットは1時間に1海里(nautical mile)進む速度を表す。
バース(Berth)
船舶を係留できる施設。
正式には「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」という。定められた廃棄物の国境を越える移動等の規制。
詳しくは下記サイトを参照ください。
http://www.env.go.jp/recycle/yugai/index.html
海上運賃割増料の一つで燃料割増料ともいう。燃料(重油)価格の変動に対して調整される割り増し料金のこと。
貨物をコンテナに積みこむこと。 逆にコンテナから貨物を取り出すことをデバンニング(Devanning)と言う。
船の燃料のこと。
本船が寄港しない港と本船が寄港する港(寄港地)との間を輸送するサービスのこと。
フラットラックコンテナはドライコンテナに積むことが出来ない大型の貨物を積むためのコンテナ。 床強度がドライコンテナに比べ高く、貨物を固縛するためのラッシングリングが多く取り付けられている。屋根と側壁がないので大型貨物の積載するうえで作業性が良い。
貨物の無料保管期間のこと。CYやCFSで貨物を引き取り可能となってから、Demurrage Charge(保管料)の支払いが免除される一定期間のこと。
この期間を過ぎるとDemurrage が発生する。
PES(Periodic Examination Scheme)
SOC(Shipper Owns Container)にて船会社へスペースをブッキングする際、最近では一部の船会社において第三者検査機関などによる有効なCSCプレートの提示を求められることがあります。
第三者検査機関などでの検査をパスすると
PESがCSCプレートに貼付されます。
このPESが有効なCSCプレートの証明となります。
白いステッカーがPESの証です。
ステッカーには次回の要検査年月がパンチされています。
船会社が発行する船積書類。貨物の受け取ったことを証明し、荷揚げ港での荷受人に貨物の引き渡すことを約束する有価証券。手形と同様に裏書きすることにより譲渡が可能。
保税地域(Customs Area)
外国から輸入する貨物について、その関税及びその他の税金を一時課税しないままにしておく場所であり、また輸出入貨物の税関手続(通関手続)をするための場所でもある。現在、保税地域の種類は、指定保税地域、保税蔵置場、保税工場、保税展示場及び総合保税地域の5種となっている。・・・税関ホームページ内、税関関係用語集より
保税地域はその目的から、港湾や空港の近くに設けられています。
マーシャリングヤード(Marshalling Yard)
コンテナを船積みのために置いておいたり、本船から卸したコンテナを整理し並べて置くところ。
ヤス(YAS: Yen Appreciation Surcharge)
海上運賃割増料の一つ。為替(円高)によって生じてしまう為替差損を海上運賃に加算する調整金のこと。
荷崩れ防止のために貨物やコンテナを本船上でワイヤーなどを使用して固縛すること。
冷凍機がついており庫内の温度調節が可能なコンテナです。
取り付けられている冷凍機(ユニット)にもよりますが、一般的にマイナス25℃からプラス25℃までの温度調節が可能です。
私ども DAXでも中古/新造リーファーコンテナを取り扱っております。お気軽に弊社担当者までご連絡ください。
コンテナ条約に基づいて使用された輸入コンテナが陸揚げ後、ターミナルオペレーターによりすべてのコンテナ番号が記載されているリストを税関に提出するコンテナ自体の簡易輸入通関のこと。
輸出の場合も同様に簡易輸出通関されます。
ローロー(Ro-ro)
"roll-on"、"roll-off"の略語。貨物を船に積み込む方法の一つで、ランプ(スロープ)を備えており、トレーラーなどの自走できる車両を収納できる。
ローローというと、一般的にこちらのRo-roを指す。
ローロー(Lo-lo)
"lift-on"、"lift-off"の略語。貨物を船に積み込む方法の一つで、ガントリークレーンなどで貨物を積み下ろしすること。通常のコンテナ船がこれにあたる。
ワシントン条約(Washington Convention)
CYやCFSへの貨物の搬入締切日。一般的にCYカット日は本船入港日の前日、CFSは本船入港日の2日前。
WA (With Average)=単独海損担保・分損担保
貨物保険条件のひとつで、全損、沈没・座礁・大火災・衝突以外の事故による分損、貨物墜落による1個ごとの全損、
共同海損による損害に対して補償される。その分保険料は高額だが、填補の範囲が広い。