最新のリーファーコンテナ~②コンテナ豆知識
コンテナ豆知識② 最近のリーファーコンテナ(冷凍コンテナ)
リーファーコンテナというと、庫内の温度を適正な温度に冷やし、必要があればベンチレーション(通気口)を開け、新鮮な外の空気を取り込み貨物の鮮度を保つというイメージでした。
最近では、貨物をただ冷やすのではなく、その鮮度をいかに保たせるかということに技術が注がれています。
リーファーコンテナでCAという言葉を聞いたことがありますか?
CAとはControlled Atmosphereの略で、庫内の環境を青果物の呼吸量に依存しないでコントロールされたリーファーコンテナを指します。
青果物はコンテナ内でも呼吸をしています。私たちと同じように酸素を取り入れ二酸化炭素を排出しています。同時にエチレンガスも排出しているのです。
このエチレンガスは食物の熟成を促す物質で、輸送の際、青果物の鮮度低下につながってしまいます。
この鮮度低下を防ぐには食物の呼吸量をコントロールしてあげる必要があるのです。
その方法の一つとして、庫内の酸素の割合を減らしてあげれば食物の呼吸量も減り鮮度低下が抑えられるという考え方です。
このような庫内環境をコントロールするや方法は、リーファーの冷凍機(冷却機)メーカによって若干異なってきますが目的は同じで、いかに青果物の鮮度を保つことが出来るかということです。
傷みやすいデリケートな品物にリーファーコンテナを利用したいとお考えの方は、いつでもご相談、お問い合わせくださいませ。
冷凍コンテナ(COC)は、PTI(Pre Trip Inspection)と呼ばれる事前検査
(コンテナの洗浄、ダメージの有無や冷凍ユニットのの運転状態の確認)を
パスしたコンテナをお客様に提供しています。
DAXでは様々なコンテナを販売しております。
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