海上貨物輸送船~コンテナ豆知識③
先日、横浜メモリアルパークで帆船『日本丸』の29枚すべての帆を張る総帆展帆
(そうはんてんぱん)を見学しました。この作業をすべて人間の力で作業しているとは
知りませんでした~指示・伝達・協力体制~すべてが完璧
すべての帆が張られた時、会場は割れんばかりの拍手と歓喜でした♪
ではここで、海上コンテナ船についての豆知識~~~
コンテナの発案者であるトラック運送業界の出身者だったマルコム・マクレーンが陸と海の物流の利便性を考え鉄製のコンテナを輸送に使うまでは、木箱をフォークリフトでパレットに乗せて積載するパレット船が主流だったそうです。
そこでマルコム・マクレーンの工夫は コンテナの上下各隅に※「隅金具」を設けて陸送用の車両に固着しやすくした点とコンテナ底面にトンネルレセスを設置し積み付ける作業をやりやすくした点です。
これにより、船にもトラックにも積めて海陸一貫輸送ができるようになり、雨風にも強く丈夫な鉄製のコンテナをガントリークレーンで積み下ろすことで速達性にも優れたコンテナ船が主流となったということです。
パレット + 木箱 鉄製コンテナ コンテナ船とガントリークレーン